ティラノでパッケージングするときの注意
・windowsやmacアプリとしてパッケージングするときには、いらないファイルは全部抜きましょう!
ゲームの制作中にいろんな素材を入れて、結局使わないファイルまでパッケージングする、というのはよくあることです。
どの素材を使ってどれを使ってないか確認するの大変だし、下手に抜いたせいでバグが出たらいやなので、とりあえず安全策で、全部のファイル入れたままパッケージしよう!とやる人は多いと思います。
場合によっては、ゲームの容量大きい方がボリュームある感じするから、不要ファイルもあえて入れておこう!とする向きもあるかもしれません。時には使わない動画までも入れたままにしておいたり…。
ところがティラノでこれをやると後悔します。
ティラノは暗号化ファイルの復号化を起動時に全部やるようなのですが、これが重い・・。ファイルを山盛りにしてパッケージングしたゲームは起動にすごく時間がかかってしまいます。
パッチを当ててアップデートする方法も用意されてます。
ところが、パッチはゲーム本体の復号化の後に読み込まれるため、軽くなったパッチを用意しても、最初に作った本体が重いままだと、どうやっても軽くはなりません。
なので、最初に作る本体はなるべく軽くしておいた方がいい、という話でした。
どうせならPNGの軽量化なども。
ちなみにairnovelは復号化が早いです。
airnovelの暗号化は、フォルダを開くと素材ファイルが見えるけど名前も拡張子もめちゃくちゃでなんだか分からない・・という形の暗号化です。ティラノみたいにファイルを全部一つにまとめていないため、復号化が早いです。
どこまで暗号化するか?という問題において、速度の方を取った印象です。
airnovelの後継エンジンであるSKYNOVELは、ティラノと同じHTML5ベースですので、紹介しておきたいと思います。暗号化もairnovelと同じ仕組みを取っているとうかがいました。